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やる気が出ないのは意志のせいではない!?【ホメオシタシス】を上手く生かそう!

こんにちは

くるきんです!

突然ですが勉強をしようと思ったのについSNSやyoutubeを見てしまう。
こんな経験はありませんか?

それじつはホメオシタシスが原因!?

ということで今回は【ホメオシタシス】について解説します。

ホメオシタシスとは?


ホメオシタシスとは生存本能に基づいて出てくる現状維持をしようとする性質です。

生物的観点心理学観点から見たものがありますが、今回は心理学観点を重視した内容です。

生物的観点からみたホメオシタシス
・外気温に関わらず体温を一定に保とうとする性質
・血圧や血糖値などを一定に保とうとする性質

心理学的観点からみたホメオシタシス
・何かやろうとしてもモチベーションが続かない
・やる気が出ない
・ついついSNSやテレビをみてしまう
・三日坊主で終わってしまう。

このような性質のことです。

人間には生存本能が備わっており、現時点で生きることができているのであればそれを維持しようとします。
それは変化することでもしかしたら今より苦しい状況になってしまうかもしれない、死ぬかもしれない、そうなるくらいなら現状維持したほうが生きられるという判断を脳はします。

例えば毎日1時間勉強をしようと決めても数十分後にはSNSをみてしまい、数日後には「今日はしなくても良いか」となり、数週間もたてば元通りなんて話はよくある話です。

何かを始めるということは、言い換えると今までしてこなかったことなので、してこなかった現状にホメオシタシスが働きます。
現状を変えたい、挑戦したい、けど怖くて踏み出せない。これらもホメオシタシスが働いています。

ではそんな状態でも一歩を踏み出すにはどうしたらよいか?

克服方法

結論はホメオシタシスを変化することを現状維持させることです。

具体的には最初のハードルを低くして必ず継続できる目標を立てることです。
先ほど例に上げた勉強なら「毎日教科書を開く」「1行は読む」といった具合です。

ハードルが下がった分ホメオシタシスの働きは弱くなり続けやすくなります。
これを続けると段々と「毎日教科書を開く」「1行は読む」ことにホメオシタシスが働くようになり習慣になります。

習慣が出来ると続けることが苦ではなくなるので、今度は「1ページを読む」「5分間は集中してみる」など少しずつ負荷を上げ継続していく。

また強制力を働かせるには環境を変えることもとても大切です。
意志は弱し仕組みは強しという言葉もあるようにそうせざるえない環境を自ら作ることです。

例えば会社員もそのひとつです。
遅刻をすればすればその分の給料は下がりますし、上司に怒られたり、無断欠勤をすれば居場所が無くなり最悪解雇などもあり得るでしょう。
解雇されれば生活費が入らず生存が危ぶまれる。
そうなりたくないのでほとんどの人は出社すると思います。

反対にそのようなことをしても何も罰はなく給料も下がらないのであれば遅刻や無断欠勤をする人は明らかに増えると思います。

このように強制力が働くと人間は動けるのです。

最後に

私も変化が怖く、何か踏み出そうとしたときは毎回かなり重い腰を上げるような感覚になっていました。
しかしこの法則を知ってからは「あっ、いまホメオシタシスが働いている」と思えるようになり、変に自己嫌悪に陥ることが減りました。

このブログを書くことが大変だと思うことはありますが、とりあえず毎日ブログにアクセスするという目標にして継続しています。

この記事を読み、法則を理解し気持ちが少しでも楽になることが出来たら幸いです。

今回もお読みいただきありがとうございました!