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人との距離感が自然と縮まる!?既視感を意識しよう!

こんにちは!
くるきんです。

突然ですが皆さんは【既視感(きしかん)】を意識したことはあるでしょうか?
中には言葉すら聞いたことがないという方もいると思います。
筆者は全く知りませんでした。(笑)

この既視感を理解すると、人気のある人物や動画などがなぜ人気なのかが分かるようになります。
集客をしたいと思っている方にとって重要な内容になりますのでこの機会に理解していただければと思います。

人は無意識に判断している!?既視感を意識しよう!

既視感とは初めて見たもの、聴くものなのにすでに見たこと、聴いたことががあるような感覚を覚えることです。(既に見たことある感

なぜこの既視感が大切かというと既視感があったほうが違和感を抱きにくいからです。
言い換えれば距離感が近い、親しみやすさがあるとも言えるでしょう。

この距離感がポイントになります。
例えば、
①はじめましての人と合った場合
②はじめて合った人だけど自分の友達に似ていた場合

両方ともはじめて合う人であることに変わりはないですが、②は①に比べ何故か親近感を覚えてしまわないでしょうか?人は全く初めて目にするものは構えてしまうものですが既視感がある(見たことある感がある)と自然と親近感(距離感が近い)を覚えてしまいやすいです。
この感覚が既視感です。
集客する時にこの既視感を出せると最初から親近感をもってもらいやすいです。

既視感の種類、例を紹介!

既視感は人の顔や声、音楽、動画、文章など様々な分野に共通して言えるものです。
さっそく例を出して行こうと思います!

・顔
例えば48グループ(AKB48など)は皆さんカワイイと思いますが、その可愛さは世界的なモデルさん並というよりは、学生のときにクラスに1人や2人いた可愛い子といったほうがしっくりくるのではないでしょうか。(個人差で有ることをご了承下さい。)

クラスに1人や2人いた可愛い子→見たことある(既視感)→親近感が湧く→実際に会いに行ける→応援したくなる
このような構図ができ人気が出たのではないかと筆者は推測します。

・動画
人がよく見る媒体の代表としてテレビがあります。
YouTube等での動画投稿をする場合、テレビと似たようなフォントや色味、効果音を使用しているものは既視感を得られやすいです。(媒体により異なります。必ずではない。)
実際YouTubeを見てもそのような編集のほうが見やすい印象を受けます。

・文章
web集客をする上で土台となる文章ですが、その文章にも既視感があります。
それは普段使っている言葉、単語が使用されているかどうかです。
反対に聞いたことのない単語や言葉があると違和感を与えてしまいます。

ここまで説明してきてなんとなく既視感というものが分かって来たのではないでしょうか?
既視感は分かったけどどうしたら見つけられるのか、web集客では文章が基本ですが既視感を意識した文章だと何が変わるのか次の章で説明します。

ペルソナに合う既視感の探し方、既視感を意識した文章の実例を紹介

既視感の探し方:自分がペルソナとする人がよく使用するであろう言葉や単語、見るであろう動画や雑誌を確認することです。
年代や性別によっても既視感は違います。また時代によってはやりやトレンドが変わりますのでペルソナがどこに属するのかの意識も持っておくと良いでしょう。

・既視感を意識していない文章例
歯医者のマーケティングをするとしましょう。
クライアントに対し「新規のお客様を集める方法を教えます。」といったとします。
この例も間違いではありません。
次に既視感を意識した文章はどうでしょうか。

・既視感を意識した文章例
医者にとって普段、お客様という言葉は使わず患者という言い方をします。
また新規のお客様は、新規の患者と書いて新患(しんかん)と言います。
これを使用し「新患を増やす方法を教えます。」といった場合どうでしょうか。
クライアントにとって後者のほうがすんなり入ってくると思います。

このようにペルソナ(今回は歯医者)が普段使用している言葉、単語を調べそれを文章に上手く織り交ぜるとクライアントにとって内容が入りやすくなると思います。
普段からこのようなことを意識した文章が書けるとより集客しやすくなると思います。

最後に

筆者は既視感という言葉を知るまでは、YouTubeを見ていて見入ってしまう動画、すぐ見るのをやめてしまう動画を無意識で判断していましたが、この言葉を知ってからはその動画には既視感がどれくらいあるのだろうかという視点で見るようになりました。

今までなんとなくで判断しているものを既視感というフィルターを通して見てみるとまた新しい発見が出来ると思いますのでぜひ試してみて下さい。

お読みいただきありがとうございました!